いつもご覧いただきありがとうございます。しらすサラダです。
今回は以前の
この記事の続編として、簡単な作り方と要点、注意することなどをご紹介いたします。
まず、必要な道具をご紹介します。
・ノコギリ
ツーバイフォー材やワンバイフォー材を切断するために必要です。また、垂直に切断するためのガイドか何かがあると便利です。
木ねじを打ち込むために必要です。よく間違えられますが、電動ドライバーとは別物です。電動ドライバーでは力不足でツーバイフォー材に直接木ねじを打ち込むことはできません。
・水平器
施工の際にきちんとした水平や垂直をとるために必要です。
・カナヅチ
棚板と棚受けのズレを防止するために必要です。
1.この棚の構成するものについて
この棚を構成する部品は「柱」「棚受け(ブラケット)」「棚板」です。
とてもシンプルな構造です。
壁に直接「棚受け」を設置するより、柱を立てて「柱」に棚受けを設置したほうが耐力は上がります。
2.柱について
柱を作るための材料は「ツーバイフォー材」と「ひら金物」です。二本のツーバイフォー材をひら金物で接合するといったものです。
長いツーバイフォー材を持っていれば、わざわざ接合する必要はありません。
ひら金物は「SM-12」を使用します。私は木ねじを使って接合しました。普通は釘を使います。家庭用途なので大丈夫だと思います。
3.棚受けについて
今回は二種類の棚受けを使います。
ホームセンターなどで売っている棚受けにワンバイフォー材を木ねじで取り付けたものです。サイズに関しては4.棚板についてをご覧ください。
4.棚板について
棚板はワンバイフォー材を使用しています。
奥行きがあるタイプとないタイプの二種類です。幅は奥行きがあるタイプはワンバイフォー材3つ分、ないタイプは2つ分です。長さは棚受けの真ん中で接合できるようにサイズをカットしておきます。
また、この時点で一番下の段以外の棚受けと棚板を接合したものを作っておくと施工が楽になります。棚受けと棚板の接続方法の例としては、棚板がずれないようにすることが目的なので、裏面(棚受け側)から釘を打ち付けます。
5.施工方法
柱を立てます。
柱は最も重要な部材なので、壁にきちんと垂直に固定します。
固定方法として、インパクトドライバーで直接木ねじを打ち込みました。柱一本につき7箇所ほど打ち込みました。ちなみに打ち込みすぎると打ち込み箇所から木の繊維方向に裂けてしまう恐れがあるため気をつけてください。
もっといい方法(壁にアンカーを打ち込む方法など)はありますが、時間短縮のためこの方法にしました。
一番下の段を作ります。
柱に先ほど作った棚受けを取り付けます。木ねじを使用しました。
取り付ける際は、それぞれの棚受けが同じ高さになるように取り付けます。
棚板用のワンバイフォー材を並べ、釘で棚受けに固定します。
ずれないことが目的なので、一本につき2本くらいで大丈夫です。
取り付けた棚にダンボールを置き一つ上の棚を柱に取り付けます。
この時にダンボールを置くのは一人での施工のしやすさのためです。ダンボールには個体差があるので、ダンボールと取り付ける棚の間に5mmほどのものを挟んでおきます。
また特に重要なのがこの際に水平器を使いきちんと水平をとることが重要です。ダンボールだけに頼ってしまうと、後々ズレが起きてしまいます。
一段できたら次の棚を取り付けるという方法で最上段まで取り付ければ、完成です。
最後にポイントだけをまとめます。
・柱は垂直にきちんと壁に固定する。
・棚板はダンボールの高さより余裕を持って水平に取り付ける。
以上です。
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