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いつもご覧いただきありがとうございます。しらすサラダです。
今回は「今まで作ってきたものシリーズ」第1弾として「立つ給料袋」(2014年11月制作)をご紹介します。
簡単にいうと、角底袋状の給料袋を作りました。
皆さんは「給料袋が立つ」という言葉はご存知ですか。
そもそも「給料袋が立つ」という言葉は1958年より前からあるみたいです。
1958年というのは一万円札が発行された年です。
その年より前の平均月収は2万円ほどで、当時は百円札が最高額紙幣でした。
なので、2万円の給料でも200枚にもなります。
しかも振り込みではなく、手渡しだった給料は貰えば貰うほど給料袋が厚くなり重くなります。
厚く重くなった給料袋を立てて自立するかしないかで高給取りかどうか判断したそうですよ。
しかし、一万円札が発行されると給料袋はいっきに薄くなり、給料の支払い方法が振り込みに変わり、「給料袋が立つ」という文化はほぼなくなりました。(たぶん)
このようなお金に関するほのぼのとした文化は珍しいと思います。
そこで、お札が一枚でも立つ給料袋を作りました。
ある意味、開運グッズのような役割をするかもしれません。
ちなみに、古くさいデザインがポイントです。
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